7月1日 (火)  ガハハハ

世界遺産指定されているフィレンツェの大聖堂に記念?の落書きをした日本人がいたという報道で、やり玉に挙げられた者と免れたものとでは、その後の人生での影響は、かなり違うだろう。
しかし、観光にやってくる者たちがデジタルカメラ片手にうじゃうじゃと四六時中居るのも離れて観ると、落書きより酷く思える。
その先頭に立って商う、ツアコンや旅行業者が真っ先に謝罪しなくてはいけない問題だろう。
善行と悪行の区別がつかない者に教えることは大切なことで、今回の世界遺産だから記念書きをしてしまった者が、大阪のアメリカ村などでシャッターに落書きをしたり、電柱に張り紙をする業者には成らないだろう。

かつては六甲山の道やガードレールや壁に「○○参上!見参!」と暴走族の名をデカデカと書いてたのを思い出す。
つい最近では、同じく世界遺産に指定された白川郷にやって来た観光客が茅葺きの一般民家の庭に入り、シートを広げて家族で仲良くお弁当を食べていた。
家の窓を開けた住民は、その光景に唖然となったという。

そもそも日本は知らなければ、結構失礼をやってしまう国民性があるのだから、その辺りからまず何とかしなければいけないのだろう。