5月9日 (金)  総理大臣バッシング

テレビがデジタル化し、ハイビジョンといった肉眼よりもくっきりと細部まで見える放送が始まっているが
元々テレビなどのメディアは、見える部分より隠れている部分の方が多いのに、見える部分だけをクリアーにしようというのは、些かどうであろう?

同じく、政府や地方の役人のやることは見えている部分より見えない部分の方がずっと多いのにもかかわらず、見える部分だけで判断しなければならないのは、国民にとって辛いことである。

総理大臣や政党の支持率など「?パーセント」とグラフを用いて数値化され報道しているが、支持、不支持割合はともかく100パーセントに偏ることはないとは思うが、もし国民の不支持が100パーセントになっても、直ぐには総理が替わらないだろう。

現在、橋下大阪府知事がやろうとしていることは、その見えない部分のあぶり出し、大衆に露見しようとしていることで、当たり前だが立派なことだ。

マスコミも総理大臣のバッシングは程々にして、その裏に隠れている悪官僚のしっぽを捕まえて「真の悪」をバッシングをしなければならない。