4月26日 (土)  フェルナンド ルゴ大統領

先日、パラグアイの選挙で大統領が変わり、数十年振りに右派から左派への転進という記事を読んだ。

その以前にテレビ東京の番組で見たのだが、
日本にあるパラグアイ大使館の現大使は、パラグアイ在住の日本人だった。
僕はその大使の発言に大きな感銘を受けたのを覚えている。

現在日本の食物自給率は37パーセントだが、中国、米国を初めとする食物輸入国に対して、万が一食料が輸入出来なくなってもパラグアイが全日本の食料を、いつでもカバーするから「何一つ遠慮することなく、国交をして欲しい」と力強く述べていた。

パラグアイで国民の食べる7割の卵を供給し、東京23区がスッポリと入るほど広大な土地を所有しているのも移民していった日本人の子孫だ。
彼らは移民後に成功を納める事が出来たのは母国のお陰であり、祖国を応援するのもひとつの使命だとも言う。

現在の日本に在住する我々も、その言葉を胸に、
まずは全国で毎日の「食べれるのに捨てられている物」が消費量の30パーセントもあるということから、どうするか考えて行かなければいけない。