3月9日 (日)  日本における海外TVドラマ

現在も、「24」「4400」「LOST」「スーパーナチュラル」「デッドゾーン」「プリズンブレイク」「ミュータントX」など、
その他「韓流ドラマ」も含め、日本語吹き替えの外国テレビドラマが流行っているが、
50年以上前の日本でテレビ放送がスタートした頃から、海外(当時は主に米国作品)のテレビドラマは声優による日本語の吹き替えが殆どだ。

声優も協会が確立され、映画やアニメ、人形劇と活躍の場も多くなり、声優によって作品の出来不出来を左右するほどで、かなり洗練されたものになっている。

そのため、先に挙げた外国ドラマは全てと言っていいくらい、トップクラスの声優が登用されているのだが、出演する全作品の俳優やキャラクターの数ほど起用される声優は多くなく、同じ声優が少し声を変えて吹き替えしているのだ。

出演者の顔形は違えども、同じ声の主が吹き替えしているのだから、観ているこちらは、争いや、愛を語る場面で似たシーンになると不思議と同じ感覚が残るのも残念だが仕方のないことだろう。

洋画の翻訳が「戸田奈津子さん」ばかりだったように。

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