12月25日 (木)  洗濯洗剤って本当に進化してんの?


一般的に新年に向けて大掃除をするこの時期。

ゴミも多く出るだろうし、普段洗っていない洗濯物も、まとめてやってしまおうと考える人も多いだろう。

そこで、各メーカーから出ている洗剤について考えてみた。

電気洗濯機が国内に普及し、粉状の洗濯洗剤が出来るまでは、布を洗濯板で洗う、固形の洗濯石鹸が主流だった。

しかし、粉の洗剤が出来て間もなく、水に溶けにくいからと、「顆粒」の洗剤が発売された。

その後、風呂の残り湯を使用することも増えたので、「お湯でも水でも溶ける、全温度チアー」なる輸入製品まで登場した。

それからというものは、開発に開発を重ね、新製品が続々と発売され、「除菌、消臭」「フッ素入り」「洗濯漕のカビ取り」「生乾きも臭わない」「洗剤の跡が残らない」と全〜部入った、液体洗剤やジェルタイプまで出ている。

洗濯機本体も、2漕式から全自動、プラスチックからカビの生えにくいステンレス漕へと変わって行き、現在では「水を使わないオゾン式」「乾燥付き」と進化を遂げている。

洗濯物も洗濯漕も、ここまでくれば「完全じゃないか」と思うだろうが、
何故か?同製品の「洗濯漕のカビ取り洗剤」といって、ついでに売っている。

毎回毎回、新製品が出る度に「もう臭わない」とか「洗濯機のお掃除も要らない」と言い続けているのは、どう考えてもオカシいのではないだろうか?
(消費者は騙されてんの?もしかして)