12月1日 (月)  井出晋平流打開策

「教育編」

近年の教育に対する問題で困っていることは、保護者が子の躾に自信のないこと、教師が生徒との距離を置き「自分の力だけではどうしようもない」と投げやりな者が増えたことだと思う。

そこにはやはり社会の変化に起因するものが多く、経済格差など社会の様々な理由で、劣等感を持ち非行へ走ることを止め、
個々の優越感をもっと育てることが必要だと思う。

小家族、携帯の急速な普及による孤立したプライベート重視がコミュニケーションや環境を悪化させている。
残念ながら簡単には変えられない。

橋下府知事や石原都知事の言う「部屋のカーテンをあまり閉めずオープンな近所付き合い」や「三世帯の同居がが必要なんだ」という意見も良いとは思う。

しかしそれならば、非行の温床に成りやすいワンルームマンションなどの建築規制からまずして貰いたいと思う。

高校生の娘に聞くと、「学校を退学したいから妊娠する子もいる」といった、考えられない行動を取る者が増えた。

全ての原因が教育にある訳ではないと思うが、大人子供を問わず「寂しさ」から気付かぬ非行に走る者が多いのは事実だ。

良い教育者を育成し、教育を徹底させなければならないのは、小学生のような低年齢期だと思う。

同じく家庭でも、乳幼児から義務教育時までに徹底した躾が必要で、それに自信がない保護者を支援する制度を施行し、地域全体で今の小家族やズレている個人保護を正して行かなければならない。