11月10日 (月)  夏は避暑地へ、冬は?

夏場の暑さを凌ぐため、涼しいところへ行って過ごすのを「避暑」という。
神戸では主に六甲山渓へ出向く(上がる)ことが多いが、中学生の頃夏休みに札幌の叔母を訪ねて、初めて北海道へ行ったときは「これぞ避暑地」と感動したのを覚えている。
何しろ梅雨が無いのだから、爽やかさが高地とは違った。

海水浴場も避暑地と思われがちだが、砂地は熱いし海水と汗の塩分で身体がベトベト、日焼けで焦がすのだから避暑にはならい。

避暑地の反対といえば、「避寒(ひかん)地」と呼ぶらしく、どちらが先かわからないくらい普通なのだが、家の中でも避暑地と避寒地はちゃんと存在する。
夏場は日当たりが少なく、風通しの良い一階で過ごし、冬場は二階より上でカーテンやブラインドは開けて日差しを取り込み部屋を暖めて過ごすのだ。
(とてもとても身近な避暑と避寒だけど)

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