9月19日 (水)  保険適用

 この度の少子化問題に伴い、各地で産科小児科の減少が問題視されている。
 
 年金問題もあるが、桝添厚労大臣の起用には「赤ちゃんが産めない、子育てが困難」といった対処にも期待の声が上がっている。

 1961年に未熟児を保護するガラスケースの保育器が出来た。
 僕が産まれたときは2000g。神戸の新港病院で保育器第一号として扱われた。
 当時初の保育器ベビーに複数の医師や看護師らが集まって見ていたと母が言っていた。

 そのガラスケースも現在では珍しくなく、もっと過酷な未熟児を救うまでに至っているが、未熟児の出産には健康保険が適用され、普通の出産は保険適用外なのだ。
 こういった制度のあり方にも、これからの少子化問題には考え直さなければいけない。
 
 やがて、その子らが通うことになる保育所と幼稚園の差も問題に上げられている。