7月28日 (土)  バブルのお金はどこへ行った?

1980年代後半より日本は「バブル時代」を迎えた。
不動産・金融業を筆頭に、夜のネオン街に至るまで殆どの企業や事業者が所得税対策に追われた。

そんな日々も束の間、突然の下降景気に、時の企業や産業が次々と姿を消して行く毎日が訪れたのだ。

「保証人になってくれないか?」
「あれだけ儲かっていたのだから簡単に返せるから!」と、
巷のあちらこちらで囁く声が連ねる日々へと移っていったのだ。

やがてその声は
「あの会社が倒産したぞ!」
「アイツが飛んだ!(借金を残して姿を眩ます意)」
「アイツも逃げた!」「自己破産された」と言う声に変わって行った。

何時しか新聞や報道の活字に「住専」を初めとする、「国庫負担」や「産業再生・個人再生」なる用語がひしめき合った。

ここ数年来、人々は「バブルの頃の金は何処に行ってしまったの?」
という言葉を挨拶代わりに口にするようになった。

さてここで問題です。

・日本の国家予算は一般会計、特別会計ともに増え続けている。
・公共のムダ事業も一向に止まらない。
・官僚(公務員)、企業の上層部、政治家、それらのOB連中の天下りも全く辞めない。
逃れた過去の高官たちの退職資産も絶対に返されない。
・失敗した公共の財産は格安で一部の者に売っぱらうか、現在も放ったらかしである。

あれだけあったバブル期のお金は一体何処へ行ったのでしょうか?

正解は簡単!

民間では考えられない絶対に責任を取らない公務員様の失敗に消えたのだ。

改めて言う・・・・・・
「官僚よ、とにかく公僕に戻ってくれ!」