6月16日 (土)  介護は絶対儲けず!

「介護はそれぞれの家族でやるんだ」という声が聞かれる。

それですんなりと行けば僕も良いと思うが、介護疲れから殺人に至ったり、先祖の面倒を親族がたらい回しにしてしまうといった悲しい結果も少なからずある。

自分で感じたことだが、照れくささや馴れ合いのせいか、同じ血の通った肉親にも出来なかったことが他人になら出来てしまう事がある。
何故だろう?

そもそも人間は自分の血を引く子孫を持ち家族を作るためには、まず第一に他人と家族になるところから始まるのが当たり前で必要不可欠なことだ。

血縁関係がなくとも我が子、我が親、我が兄弟と決めたなら、それは「真の家族」であるのが倫理である。

以上をふまえて考えれば、今で言うヘルパーや家政婦などの人たちが、誠意をもって介護にあたるなら許認可だけで直接の雇用や依頼で従事出来、その上前をはねる企業や厚労省の役人たちは必要最小でことが足りるはず。