6月16日 (金)  「地獄の沙汰も金次第」

日銀の福井総裁の村上ファンドへの1000万円投資が発覚したというのに、どうやら小泉政権は不問に付すつもりらしい。「金融の番人」が、プロの投資家しか相手にしない違法ファンドに資産運用させ、インサイダー取引の“分け前”にあずかっていたのに「何が問題なの?」といった調子だ。日銀総裁だけではない。小泉首相の周辺には竹中大臣を筆頭に、村上ファンドをバックアップしたオリックス会長の規制緩和会議議長、三井住友銀行トップから起用された日本郵政社長など、デタラメ改革に乗っかった疑惑の人物が多数群がっている。5年間の悪政によって庶民は徹底的に搾り取られてきたのに、国内のハゲタカというべきこれらの人物たちが裏で金儲けしてきた。裏で何が行われたのか徹底的に捜査する必要がある。

と15日の日刊ゲンダイに載っていたが・・・

そもそも警察や検察の取り調べ官の中にも賄賂で心を動かしてしまう奴もかなりいるのだから、堀江貴文にしろ村上世彰にしろ、田中角栄(ちょと古いか)なんか別格の扱いを受けていたらしく、裁判で判決が下ったからといって一件落着では決してないことを付け加えておこう。