2月1日 (水)  ややこしい時代をまだまだややこしくしてくれる専門家の方たち

多量の農薬に水質汚染と我々が口にする物に危険信号を促し、異常犯罪者が増えているから防犯対策の徹底をと唱えている各メディア。
一般人を恐がらすだけ恐がらせた後の責任逃れの為?だけではないであろうが・・・。
そのメディアが、こぞって意見を聞くコメンテーターに、その道の専門やプロと言われる方々の意見を聞いていると、更に恐くなる。
例を挙げると・・・、もしも、狂牛病の牛肉が世の中で売られ食され、可能性のかなり低い確率だが人に感染して、その上、更に低い可能性でヤコブ病が、万が一でも発病したら危険であるからとか、異常プリオンなるものが、目に見えないのをこれ幸?に可能性が有ると、恐がらせるかのように公言する(勿論、ご本人は真剣なつもりだろうが)。
しかし、「そんなに危ないでんすか?食べない方がよろしいか?」と質問されると、急に自信無さ気になり「う〜ん、はっきりとはしてないんですが可能性は無いとは言えないですね」と答える。また、「確率はどの程度なんですか?」と具体的に聞かれたりすると、「・・・・・」と殆どの専門家が弱々しくなってしまう。そんな専門家たちの態度に、アンタさっきは、散々驚かすような事を言うてたやないか!とテレビなんかを見ていて、つい突っ込みを入れてしまう。
全国各地を講演して廻っているという女性の防犯専門家などは、険しい顔をして「今、子供達が危ないんです」と犯罪例や防犯グッズの紹介やら、防犯システムの話しを一通り述べた後、「それをしてても、結局は足りないんです」と答えにもならず自分の言ったことまで否定しているのに気付かないで、「恐いですねー」と淡々と喋っている様は、成りきってハマってらっしゃるようにも見えた。

だから現代は、『耐震偽装の新築ビルが倒れてくるー!』『農薬や狂牛病で死ぬー!』『官僚に税金を取られて日本が潰れるー!』『利権争いで金に目がくらんだ人達が戦争ばっかり起して世界が崩壊するー!』『何にもせんでも地球御暖化や巨大隕石がぶつかって地球が無くなるー!』って感じかな。
「なんとかしなければ、なんとかしなければ」・・・と結局、大した事は出来んままにずーっと人生を送るしかないのかぁ・・・。