1月9日 (月)  成人の考え方

朝起きて夜眠るのはごく普通の当たり前の暮らしだと多くの人が考えるだろう。
でもそれは、陽が昇れば目覚め、陽が暮れたら眠るといった、現在ならアフリカなどに住む電気やガスのライフラインの設備が無い(必要としない)人たちの生活形態だ。日本でも太古の時代ならそうだったと思う。
しかし、太陽の存在が全く無くても、人類の生活や肉体に何ら影響が無いと分かってしまった我々現代人には、24時間をどういった利用の仕方をしようが個々の勝手になって来ている。
昔の考え方通り生きている人たちの他に、好きなときに寝て必要なときだけ起きる者も最近は少なくない。
でも、その中に悪い意味で暗躍を続けている者。または、ワンパターンの生活リズムで生きてる人たちの、そのリズムを読み取って、まるで操り人形のように悪用する者も出て来ている。いわゆる「新型の悪者たち」だ。
そこで同じように生きていける者たちが、大きく考え方を変え、新型には新型で対抗しながら、気付かぬうちに悪循環させられている人たちを、これまた気付かぬうちに正しい方向へ、循環させてあげるのが生き甲斐とすれば、美しい人生になるのではないかといった考え方だ。
その考え方といっても非常に曖昧であるが、出来ない人には無理で、出来ない人がやろうとすればするほど、せっかく正しいはずの行動が「大きなお世話」になってしまいがちで、自分が出来ない者なのに出来る者と勘違いしている人が、それをやらかすと結果的には悪循環を産み出すのだ。
結論をいうと、自分が本当にその適任者かどうかの判断が出来るか、または適正でないと判って素直に理解(引く)することが出来て、適材のポジションに着けるかどうかが、社会人、成人としての最初の第一歩であるということを念頭に置くことが肝心である。