1月2日 (月)  新年のご挨拶

今年は、私事で喪中にあたる年明けとなったので、久々に自分からは「おめでとう」の言葉を声にせず、新年の挨拶をしている。
不思議ではないが、「明けましておめでとうございます」の挨拶をこちらから先に言わず「旧年同様、今年もよろしくお願いします」とだけ真顔でお返しすると、カンの良い人なら(何か不幸があったんだと)気付いて頂ける。反対にカンの良くない人(失礼だが)には、今日は無愛想だなと思われるので、なんとか伝えようとするけれど、その後の言葉が思いつかず少し悪い空気だけが漂ってしまうのが残念だ。
このように、話せば分かることだが、余ほどその人間の持つ「アンテナ」の感度が良く正確でない限り、もったいないけれど誤解を生んでしまうことが我々の日常生活には多々起こっていると思う。
考え方によっては、相手が知らないことなのだから、その場だけでも合わせて要領よく挨拶してればいいのではないかという人もいるだろうが、その辺りの決定がなかなか上手く出来ず、かなり難しいことだと思う。
仲の良い知人や親戚なら「そんな水臭いことを・・」と思われたり、そうでなければ「自分の都合を押し付けられてもなぁ・・」とどちらにせよ気遣わせる結果になってしまうような気がする。