9月15日 (木)  farfallone

先程、イタリア語辞典を開いていたら『farfallone[ファルファッローネ]移り気な人、浮気者』と出ていた。それを見て何故か「俺のことだ!」とつい思ってしまった。自分で思うには、浮気はしない(多分)が飽き症ではある。でもファルファッローネと呼ばれるなら(響きが気に入って)「別にいいかぁ・・」と思ったからだろう。
最近は周りに西洋かぶれした者も少なくは無くなって来たからなのかも知れない。
僕の時代はアメリカやヨーロッパに憧れる者も多く、今ではかなり語学に長け、文化交流をする者も増えて来た。
がしかし、やっぱりそこは純東洋人の僕には許せないものがある。あくまでも「オリエンタル」にこだわりたい。碧の黒髪、生目細かな肌質、手首のキュっと締まった腕、などなど・・ 
その他、奥ゆかしい礼儀作法に繊細な素材を大切にした味覚。
女性の美しい「うなじ」や「背中」のラインなども東洋人が持つ、甘美な部分の一つだと確信している。
腰の位置が高く足が長いとか、顔が小さく鼻も高く彫りが深い・・・東洋人はその反対が多いのだが、コンプレックスまで持ってしまうのはいかがなものだろう?
ど〜しようも無いことでコンプレックスを抱いて生きるなんて 人生が可哀想過ぎる! そんなこんなが原因で、プチ整形なるものまで施す人も増えているとか。プチと言ってもやはり美容整形には変わりはなく、どこか気が引けてしまう。ひと頃はアフリカ系にまで憧れてなり済ましている若者も多くいた。
日サロのマシン焼きに通ってメラニン色素を高めたりするオッさんまで出没して来た。
ああ日本人は情けない。諸外国から見れば日本人ってなんて「みょーちくりん」な人種だろう?と思われているに違いない・・・かも知れない。
ボディー(外見)を気にするより「心と感性」を磨け!と、つい言いたくなってしまう。