4月4日 (月)  初の顔合わせ

2018年2月21日、人生初のパンダマウスを求めて大阪の河南町にあるワールド牧場へ行った。

冬場なので土日祝日以外は休園中だったが、牧場に居る動物たちに休みはなく飼育員さんたちも出勤されている。
聞いた通り事務所へ向かうと小動物担当の女性飼育員の方が出迎えてくれ、奥の管理部屋へ通された。

犬や猫、その他の動物たちがワンワンギャーギャーと騒ぐ隣の部屋に、お目当てのパンダマウスが一匹だけひっそりとケージの中に木屑に埋もれて眠っていた。

「ちょっと喧嘩したみたいで一人でいるんですよ」とその木屑から手に持ち上げて見せてくれた。
(想像してたよりかなり小さい)そう思ったのは、生後4週間程度立ったからなのかも知れない。
人で言えば小学生くらいだろうか。

パンダマウスは夜行性だが、さすがに手に持って連れて来られたせいか、眠そうな顔をしながらチョロチョロと動き始めた。

「あ、起こしちゃってゴメンね」と飼育員さんが優しく声をかけ、目の前にそっと置いてくれたのだ。
(やはり可愛い、可愛すぎる)そう思った。
首回りが黒い毛で覆われお尻の左側にだけ斑があり、まるで蒙古斑のようにも見えた。

即気に入って「いただきます」と、書類を書きながら初めの注意点などを聞いて持って行った小さなケージ(虫かご)に入れ、帰り道の水分補給のため、小さく切ったニンジンを貰い連れて帰った。